さて、こんにちは。
本日は、AIが虚像を作り出す装置なんだよということをご紹介したいと思います。
AIは、仕事の仕組み化
虚像って覚えていますか?たしか中学校理科で習いましたよね。
一般的な説明としては、「そこに本当は光が集まっていないのに、目にはあるように見える像のこと」といったところだと思います。

虚像の概念によると、レンズをのぞくと、物体が実際より拡大されて見えます。
(必ずしも拡大されるわけではないのですが。)
そしてAIも、手作業による仕事の効果を「拡大」することができるということをお伝えできればと思います。
そもそもAIの有効な活用法の一つに、「仕事を仕組み化する」というものがあります。
DifyというAIツールをご存じでしょうか?こんな感じで、仕事をワークフローとして仕組み化することができます。

虚像へと効果が拡散される
例えば、「新入社員教育のためのツールをDifyを使って作成する」としましょう。
・会社の業務の蓄積
・新入社員の業務に対する理解度のアセスメント
・結果に応じて新入社員に対して知識を提供する仕組み
これらを適切に組み込めば、新入社員1人に対する教育を施すことができます。
ですが、一度このように仕組み化してしまったとしましょう。
新入社員1人に教育が可能ということは、おそらく新入社員が100人いたとしても教育可能でしょう。
見方を変えます。もともと新入社員が100人いるとします。
この人達にどのように教育を行えばよいかと、悩むところだと思います。
しかし先ほどのように、1人に対して適切に教育を行うことができるような設定ができれば、おそらく100人に対して可能です。
一度労力をかけて適切に設定すること、そのまま規模を大きくすることができる。
これが虚像のごとく、効果が拡大されるという意味です。
ただしその虚像はぼんやりしやすい
先ほど新入社員の例を説明した際、「おそらく」100人いたとしても教育可能というふうに書きました。
1人に教育できるように設計したツールが、本当に100人になっても、一万人になっても、そのまま効果を発揮するのでしょうか?
あまり規模が増えると、少し難しくなるのではないかという想像がはたらくと思います。
・1人が一万人になることで、社員の思考やポテンシャルなどにばらつきが出るのではないか?
・一万人もいると様々な部署に対応した教育が必要になるのではないか?
・カリキュラムが達成できなかった社員に対するフォローアップ体制は?
つまり一度作った仕組みが、規模や状況が変わったときに、万全に機能するわけではないということです。
もちろん、AIは効果を拡大する便利なツールです。
ただし状況を鑑みながら、AIによって仕組み化・効率化する射程を見定めなければならないという結論に、今回もなりましたね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!